黒井戸殺し 感想


真田丸とキャスト被りすぎっ!!!
堺さんまでCMで出てきたもんだから、そっちばかり気になってしまいました(笑)

さて、肝心のドラマについてですが。
この「黒井戸殺し」はアガサ・クリスティの推理小説「アクロイド殺し」を、三谷幸喜さん脚本でドラマ化したものだそうで…
三谷幸喜×アガサ・クリスティ待望の第2弾!
らしいですが、私はあいにく第1弾の「オリエント急行殺人事件」を見逃してしまったので、勝呂名探偵を見るのは今回が初めて。

勝呂は…なんともクセの強いキャラクターですね。
私は見ているうちに好きになりましたが、一緒に見ていた夫は「話し方がムカつく」と言って勝呂が話す度に文句を言っていました(^^;)
確かにアリバイ崩しの場面なんかは私もイラッとしました(笑)

でもその勝呂の強烈な個性も、大泉洋さん演じる柴医師との絶妙な掛け合いで見事に中和されて、すごく魅力的に見えました。
本当にこの二人がコンビを組んだら、きっと面白い探偵ドラマができただろうな~と残念で仕方ないです。

私は原作小説は読んだことないのですが、大学時代、文学の講義で「信頼できない語り手」について勉強したことがありまして。
その際、具体的な作品名は挙げられなかったものの、アガサ・クリスティがこの手法を用いて作品を書いたことを教わったものですから、冒頭で柴医師が「殿里村における黒井戸禄助殺人事件についての考察」を勝呂の元に持ち込んだ時点で、もしかしたら犯人はこの人かな~なんて思いながら見ていました。
そしたらやっぱり柴医師が犯人だったので、その点での意外性はなかったのですが、それでも柴医師が真犯人だと明らかになるシーンはぞくぞくしましたよ。
大泉さんのシリアスとコミカルな演技のバランスには脱帽です。
きっとトリックのことを一切知らずに見ていたら、大いに驚かされていただろうと思います。

あと、斉藤由貴さんのお姉さん役も良かったなあ。
なんとなく、あのお姉さんは柴医師がやったことにも気づいていたんじゃないかな~なんて、今2周目を見終えて感じたのでした。

あらすじ(公式サイトより引用)
昭和27年3月、片田舎・殿里村で、富豪の未亡人・唐津佐奈子(吉田羊)が寝室で死亡しているのが見つかった。村で唯一の医師である柴 平祐(大泉洋)は、その検死のため朝から唐津邸を訪れた。死因は睡眠薬の過剰摂取。佐奈子は昨年、夫を毒殺した疑惑があり、柴の姉・カナ(斉藤由貴)は、佐奈子が夫殺害の罪にさいなまれ自殺したのでは、と推測する。柴の親友で村一番の富豪・黒井戸禄助(遠藤憲一)は、佐奈子に結婚を申し込んでいたため、彼女の死に大変なショックを受ける。黒井戸は、自宅に柴を招き、姪・黒井戸花子(松岡茉優)、義妹・黒井戸満つる(草刈民代)、秘書・冷泉茂一(寺脇康文)、旧友・蘭堂吾郎(今井朋彦)らと食事をした後、柴と二人になると、佐奈子が夫殺しの件である男に脅されていると話していた、と明かした。そこへ、佐奈子から遺書が届く。黒井戸は一人でそれを読みたいと言ったため、柴は屋敷を後にした。屋敷を出たところで、柴は、復員服を着た見知らぬ男(和田正人)とすれ違い、不審に思いながら帰宅する。すると、黒井戸が何者かに殺害された、と黒井戸の執事・袴田(藤井隆)から電話が来た。柴が屋敷に駆け付け袴田に聞くと、そんな電話をした覚えはないと言う。嫌な予感がした柴は、黒井戸の部屋の鍵を壊し中に入ると、黒井戸が短剣で背中を刺されて死んでいた。
その後、屋敷に刑事・袖丈(佐藤二朗)が到着し、捜査が始まった。聴取を受けた女中頭・来仙恒子(余貴美子)が、東京にいるはずの黒井戸の義理の息子・兵藤春夫(向井理)を村で見かけた、と証言したことから、春夫に疑いがかかる。春夫の婚約者・花子は、春夫の疑惑を晴らそうと考えを巡らす。半年前に柴家の隣に引っ越してきた職業不定の不思議な男が、実は引退した名探偵・勝呂武尊(野村萬斎)だと思い出した花子は、ぜひ勝呂に捜査を依頼したいと、柴に相談に来る。あまり気乗りしない柴だったが、花子の必死の願いを受けて勝呂に捜査を依頼。勝呂は花子の依頼を快諾。柴に、ホームズのワトソンの様に相棒としての協力をお願いする。渋々勝呂と行動を共にすることにした柴。コンビとなった二人は、捜査を開始、警察や黒井戸邸を訪れる。袖丈警部から、失踪した春夫だけでなく、あの晩黒井戸邸にいた全員が容疑者であると聞いた勝呂は、黒井戸家の女中・明日香(秋元才加)を始め、関係者全員から証言を得る。すると、次々と不可解な事実が浮かび上がる。そんな中、黒井戸の弁護士・鱧瀬(浅野和之)は、黒井戸親族や関係者を集め遺産相続について話し始めた。すると、衝撃的な事実が明らかとなり…。


にほんブログ村

[PR]見逃し配信はこちら!



【Amazon.co.jp限定】黒井戸殺し Blu-ray(ビジュアルシート付き)



アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)